上海・西安を巡る 中国修学旅行 ... 5日目

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ついに、最終日。

といっても、飛行機に乗って松山へ帰るだけですが・・・

まだ中国に居たい。 まだ帰りたくない。 そんな思いが募ってばかりでした。

霞んだ朝焼けが、いかにも僕の気持ちを表しているよう。

そんな、複雑な心情のまま、空港へ向けて出発。

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僕は旅行先のバスの中では絶対に寝ない。 

どんなに眠くても、目を擦りもってでも

その土地の景色を、少しでも、少しでも記憶として残すために。

優雅に流れる景色を見ながら、この5日間の旅行の出来事を思い返していた。

あっという間に流れた、この5日間の事を。

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Airbus A319(B-2217)

1時間足らずで空港に到着。

出発まであと2時間。 しばらくお別れの中国を、空港で思う存分、楽しんだ。

空港を端から端まで歩き、たくさん買い物をした。

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ちょうど、9時過ぎはトラフィックが多い時間のようで

混雑を解消する為か、定刻より30分遅れて出発。

更に、一番遠い滑走路へ向かい、離陸待ち。

最終的に、予定出発時刻からおよそ1時間後に、中国の地を離れました。

時刻は日本時間の11時半。 松山到着は12時10分・・・

さすがに40分では到着しません(笑)

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往路同様、機内食が出されました。

メインディッシュは、焼きそば。 こちらも、味は非常にうす味でした。

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離陸から約1時間。 飛行機は降下を開始。

そして、中国の地を離れてから1時間25分。 松山へと帰って来ました。

久しぶりの日本の空気・・・

蒸し暑い。 中国の方が気温は高いのに、日本のほうが暑く感じる。

暑いのが苦手な僕にとって

日本ほど住み辛い場所は無いのでしょうか・・・(笑)

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ダンボール肉まん。 中国製餃子に薬物混入・・・ など中国の食問題。

日本と密接な関係にありながらも、中国に対する信頼性が欠けてきた、最近の出来事。

僕たちも、出発前は、こんな恐ろしい国へ行くのか。

食中毒を起こすのではないだろうか。 そんな恐怖心で一杯でありながらも

中国を選択をしたのは、やはり第一に「日本とは違う文化を味わうため。」であり

また、冒頭にも挙げたように日本とこれだけ密接な関係にある国であるのだから

これは是非、この機会を使って行き、中国の現状を知りたかったから。

それであっても、やはり何か気に掛かる部分は多くありました。

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でも実際に行ってみると、その僕の勝手な想像を覆す結果でした。

食事も美味しかった。 環境も良かった。

深い中国の歴史に触れ、時代の最先端を行く、上海を訪れ・・・

中国の「良さ」を感じる事が出来ました。

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なにより・・・ 生徒16人という少人数。 

教師と添乗員さん合わしても20人に達しない旅行で

集合が早い。 ものごとが予定より早く進み、時間が余ったら自由時間や

現地のガイドさんがオススメの場所に連れて行ってくれたり

バスの座席はゆったりであったり・・・(笑)

何もかもが、良い思い出となり記憶に残る

素晴らしい最後の「修学旅行」と名の付く旅行でした。

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中国へ行って本当に良かった。

 

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