Fly Into The Sky

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2010.03.17

 

この日の為に、大学受験を乗り越えてきた・・・ わけではありませんが(笑)

「受験を終えたら、自分への褒美として飛行機に乗りに行くんだ!!」と、ずっと考えて

それを一種の原動力としてきました。

念願の空の旅。 久々の空の旅。 

そして、初めて一人で乗る飛行機・・・(笑)

今回は、値段も考慮した上で、片道1万円を切ってフライトできる松山⇔大阪を

往路はANA、復路はJACで飛んできました。

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T.ANA442 松山→伊丹 767-300(JA8274) Y/37A

久々の手荷物検査。

旅の前の緊張感を更に高められるかのように、これには毎度ドキドキさせられます(笑)

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出発ゲートへ向かうと、高校3年生は既に春休みに入ってはいるものの

今日はやっぱり普通の平日・・・でした。

周囲にはスーツを着たのビジネスマンの姿ばかり。

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搭乗率はまずまずで、前方は満席、後方は空席だらけ。

私は、後方の 37A を指定していたので、終始リラックスのできる快適なフライトでした。

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8:25の定刻に出発をして、8:35にRWY32から離陸。

重力が・・・ かなり気持ちよかったです。。。(笑)

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みるみる小さくなっていく松山の街並み。

普段生活している場所を、空から眺める。 なんだか不思議です。

まさに「非日常」

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8:45, ちょうどしまなみ海道が見えてきた頃には

もう巡航高度19000ftまで上昇をし、ベルト着用サインが消えました。

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飛行ルートは、通常のルートから変更が無ければ

松山→高松空港上空→徳島空港上空→堺上空→伊丹

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下界には雲が広がっていたので、目印となるものは見えず、確かなことではありませんが

8:48の右旋回、恐らく香川VORを通過したんだと。。。

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松山離陸から高松空港上空まで実に18分!

さすがに飛行機・・・ 早いです(笑)

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8:55, 大鳴門橋が見えてきました。

高松から徳島まで7分!

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徳島上空を過ぎた辺りから、降下を開始。

9:01,  関西空港付近を通過。

松山と高松の中間地点辺りから口にした飴が、まだ残っているのですが・・・(笑)

 

堺市上空付近で、ベルトサインが点灯。

八尾付近には雲があって、結構揺れました。

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なんば、梅田など、大阪の摩天楼や大阪城、淀川を見て

また、阪急電車を悠々と追い抜き・・・(笑) 伊丹へのアプローチを続けます。

そして 9:11, 伊丹空港RWY32Lに着陸。

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うん・・・ 本当にあっという間のフライトでした(笑)

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伊丹空港では、撮影を満喫。

これは、松山から乗ってきた機体ですが、続いて仙台へ向かっていきました。

恐らくその後は、仙台→那覇。 働き者です。

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U.JAC2317 伊丹→松山 DASH8-Q400(JA849C) Y/8A

私が個人で飛行機を利用して旅をするときは

だいたい往路と復路とで、別々の航空会社を利用します。

両社の比較することが目的なのではなく、単に気分転換として・・・(笑)

 

そういうわけで、復路はJACのQ400に乗ります。

プロペラ機に乗るときの醍醐味といえば、これ!

普段はまず歩けない、この駐機場を歩いて飛行機へ向かえること。

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ち・・・ちっ・・・近いです!!

何枚か撮影してから、搭乗。 が、その時に天井に頭ぶつけました・・・(笑)

 

搭乗率はおよそ50%くらい。

すぐに搭乗が完了し、18:00にはエンジンスタートが開始され

定刻より2分早く 18:03 に出発。

そして 18:08, RWY32Rよりローリングテイクオフ!

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偏見かもしれませんが

プロペラ機って、なんだか一生懸命に上昇している感が伝わってくるのが好きです。

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日没時間を考慮して、今回はこの便に搭乗したのですが、予想は的中。

とても綺麗な夕焼けを見ることができました。

機上で迎えるトワイライトタイム・・・。 幸せそのものでした。

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ちなみに、3月17日は、日の入りが 18:07 なのですが

上空では 18:30 くらいまでは明るかったです。

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CAさんが配布していた、手作りルートマップ(下参照)に見入っていたら

いつの間にか、低高度まで降下していたらしく・・・。

気づいたときには、既に松山の夜景が見えていました。

結構、海岸線が近かったので、きっとビジュアルアプローチ。

そして、最後にひとヒネリ。

ファイナルコースにのって間もなく 18:51 にRWY14へ着陸しました。

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小型機での運航便は、CAさんとお客さんとの距離が近く

サービスが良くて、またどことなく温かくて、良いなって思います。

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最近、日本の航空会社でも、様々なサービスが廃止されて

コストの削減を行っていますが

そんな中で、こういった温かいサービスが健在であるというのは

飛行機に乗ることが一つの目的であって、空の旅を楽しみたいと思って

飛行機を利用している身としては、本当に嬉しいものです。

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現在、経営危機に陥っているJALグループのうちの一つではあるけれど

是非、いつまでもこのサービスは続けていって欲しいなと思います。

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また乗るぜっ! JAC!!

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